FX(外国為替証拠金取引)の概要説明


FXを一言で説明するとすれば

外国通貨を為替取引して、取引で生じた差額や金利差で資産を増やす方法

と言うことになります。
ちなみに外国通貨とは「ドル」「ウォン」「ユーロ」「ポンド」「フラン」などのことです。
このFXは最近注目され始めた(記載:2006年6月)資産運用の方法ですが、それには理由があります。
一つには2005年7月1日より改正金融先物取引法が施行されたことです。
改正金融先物取引法では

1、金融先物取引業者の登録義務
2、訪問又は電話による勧誘(本人が希望している場合は除く)、顧客が契約を締結しない旨の意思を表示しているにもかかわらず執拗な勧誘、断定的判断の提供による勧誘(「ぜったい儲かる」など)等の禁止。
3、広告するときは手数料やリスクに関すること等の重要事項について表示しなければならない。
4、契約締結前、取引成立時、証拠金を受領したときに書面を交付しなければならない。

というような事項が法制化され義務化されました。
これによって不正な取引業者が淘汰され、優良な取引業者だけが生き残ることになり、
我々がより安心してFX(外国為替証拠金取引)をすることが可能になったのです。

そして二つには、FXは外貨預金に比べて魅力が大きいということがあります。
これによって外貨預金からFXに資産運用方法を切り替える人が多くなっています。

@ スワップ金利が受取れる。
A 外貨預金に比べ取引手数料が安い。
B 少ない資金で資産運用できる。

この3点が外貨預金と比較してFX(外国為替証拠金取引)が魅力ある部分です。

@のスワップ金利に関してはやや専門的な内容なので説明は後述します。

Aについてですが、基本的にFX(外国為替証拠金取引)の取引手数料は外貨預金の10分の1程です。
さらに、最近では手数料無料という取引業者も多数存在します。

BについてはFX(外国為替証拠金取引)の最も支持される特徴と言えます。
例えば10万円預けるので100万円分の取引をしてほしい。
例えば10万円預けるので3000万円分の取引をしてほしい。
ということが可能なのです。
これを「レバレッジ」と言います。
レバレッジは取引業者によって10倍〜300倍まで差があります。
このレバレッジができないとすると、
例えば「1ドル100円」の為替レートで10万円の取引をすると1000ドルで、それを「1ドル105円」で替えても、5000円しか儲かりません。
しかし、レバレッジ10倍で取引すれば10万円でも100万円分、つまり10000ドル、それを替えれば50000円儲かることになります。
これがFX(外国為替証拠金取引)の魅力という訳です。

しかし、ハイリターンということはハイリスクだとも言えます。
つまり、例えば上記の例で為替レートが「1ドル95円」で取引しなければならなくなった場合、我々は10万円しか資金がないのに50000円のマイナスを受けることになります。

これがFX(外国為替証拠金取引)の重要なリスクとなります。本格的にFXを始める人は、このリスクについても詳しく知っておく必要があります。


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